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記憶力を左右するのは?
脳の中で記憶や情報の整理に重要な働きをする器官として海馬をあげました。
海馬は情報のふるいわけをし、必要な情報を記憶に残します。
さて、その記憶に残る条件って何でしょうか?
一番はその記憶、情報が「快」をもたらすものかどうかということです。逆に「不快」なものは定着しにくいのです。嫌々行う勉強が身につきにくいのはこういうわけですね。好きなこと、興味のあることは覚えやすいというのも普段の経験から分かりますね。
次の条件は意欲があるかということです。目的意識がはっきりとして、覚えようとしたものは覚えやすくなります。やる気が出ないときは目的達成のときのイメージをはっきりとし、モティベーションをあげることです。
最後に繰り返し脳に入れることでも記憶は定着します。学生時代の丸暗記がこれですね。最後にあげるだけに一番効率の悪い方法です。
さて、この記憶にかかわる「快」「不快」とは子どもの頃からの経験にされます。海馬の近くの扁桃体がこの「快」「不快」の判断をするのですが、意識を向けることで「不快」を「快」に変える努力はできます。過去の経験や好き嫌いに左右されずに自分の意志で記憶力を高めることができるのです。
しかし、多くの場合嫌いな勉強、嫌いな人は変わりません。見方、考え方を変えること自体が脳にとってトレーニング、自分の器を広げる機会になるのですが。
食べ物の好き嫌いが大人になりにつれ、改善されていくように知識や経験や人に対する好き嫌いも直していきたいものです。
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