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記憶力と海馬

さて、記憶力を高めるには海馬という部分が重要になりますが、この海馬も大脳辺縁系に属しています。

海馬は記憶の仕分けをするところ。脳に入った情報は最終的に側頭葉に送られますが、側頭葉から海馬へ情報は流れます。海馬は情報が重要かどうか判断し、仕分けをして、再び側頭葉へ情報を戻します。

海馬については面白い話があります。一般に脳の神経細胞は20歳過ぎたら減る一方だと私たちは教えられてきましたが、海馬に関しては神経細胞は使えば使うほど増えるそうです。海馬は記憶力を使うたびに強化されるのです。

このことは記憶力は中高年になったらもう駄目だと思っていた人には励みになるかも知れません。最も年齢を言い訳に使えなりますが。

また、記憶について脳内でどんな風に記憶されているのかと言うと神経細胞のつながりとして、記憶に残っているといわれます。神経細胞は100億から140億くらいといわれていますが、そのつながりの組み合わせは途方も無いものです。

新しいことを覚えたり、新しい意味を発見いたりすると脳の神経細胞のつながりが増えていきます。脳は新しいつながりが増えることを喜ぶようです。

頭のよさとは脳細胞の数や脳の重さではなく、神経細胞のつながりの数といわれています。頭が固い人、新しい環境に適応できない人は神経細胞の新しいつながりができにくくなっているのかも知れません。

海馬はこうした新しい情報と情報のつながりも作っていきます。


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